ニコチンとセロトニンの関係性!禁煙中に何が脳の中で起こっているのか?

若いころからずっとタバコを吸ってきた40代、50代、60代の愛煙家が、
その年代になって禁煙を決意し、実際に実行に移すとなると、
やっぱり色々な影響が出てくるようです。

なかなかタバコが辞められない、喫煙習慣を辞めたくても辞められない人に対して、
二コチン中毒などと、一言で簡単に言ってしまう方々がいますが、
禁煙というのはそう単純なものではなく、人間の脳の脳内ホルモン物質であるセロトニンと、
色々深く関わっている為に、禁煙自体が難しい理由をご存じでしたか?

タバコと脳内ホルモン物質セロトニンの関係性

ニコチンが身体の中にあるせいで本物のセロトニンが作られなくなる?

セロトニンというのは人間の精神や身体活動にとって極めて重要な脳内ホルモンであり、
このセロトニンがたくさん分泌されることによって、人間は気分も良くなって元気になったり、
頭もよく働いたりすることが解明されています。

しかし煙草をずっと吸っていると、脳内でニコチンが、
本物のセロトニンの代わりに疑似セロトニンになっていきます。

これはどういう事か?というと、

脳にはセロトニン受容体というのが有って、
タバコを吸う事で吸収されたニコチンが、 本物のセロトニンの代わりに
疑似セロトニンとなって、 セロトニン受容体に吸収されてしまうからです。


このような状態が起きてしまうと、
外側にある本物のセロトニンが再吸収されなくなっていきますし、
セロトニンを自ら作り出す能力も衰えていきます。

通常、私たちの血液にはセロトニンが含まれていて、それが幸福状態を作り出していますが、
タバコを止め、禁煙してしまうと、ニコチンが入って来なくなりますよね。

ですから、そうなるとニコチンで本物のセロトニンを作る能力を、
長い喫煙習慣によって失ってきた愛煙家が禁煙すると、

ボーっとしがちになったり、禁煙うつと呼ばれる鬱病になったりするのです。


上記のことを考えると、禁煙中の人がイライラしがちというのも、
ある意味、仕方がないことなのです。

自分の身体が、自らセロトニンを作り出す事を思い出して、
セロトニン形成ができるようになるまでは、禁煙によるイライラ状態は続きますので、
彼らにとってはひとつの正念場と言えるでしょう。

しかし悪いことだけではありません。
来るしい禁煙によってもたらせるさまざまなメリットもあります。

禁煙の成功によってもたらされる健康になる以外のメリット

メリット@:車を借りる時

たとえば、レンタカーを借りる時など、
「禁煙車にしますか?喫煙車にしますか?」と聞かれますが、禁煙に成功すると、
「禁煙車にします」と堂々と言えるようになります。

愛煙家にとって、これは中々言えなかった事なので、
堂々と言えるようになると大きいメリットになるでしょう。

メリットA:ホテルに宿泊する時

旅行や出張先で、ホテルなど宿泊先を借りる時など、
「禁煙ルームにしますか?喫煙ルームにしますか?」と尋ねられると思いますが、
この時も堂々と胸を張って「禁煙ルームにします」と言えるようになります。

メリットB:自分の机の上や部屋、空気が汚れない


タバコを吸わないので汚れる要素がありません。
煙も灰も発生しないので、ニコチンの黄色い色が壁や天井、カーテンなどに染み付いたり、
タバコの灰や吸い殻を落として汚したり、畳やカーペット、
床などを焦がしたりする心配もなくなります。

また空気も汚れませんので、空気清浄器にも喫煙中より負荷がかかりません。
当然、電気代の節約にもなります。

メリットC:周りの人に迷惑がかからない

現在は、タバコの副流煙による被害がメディアによって取り上げられ、
世の中に広く副流煙による被害が啓蒙認知されていますから、禁煙に成功すると、
元々タバコを吸わない一般の人や職場の同僚に、タバコを吸う事で嫌われたり、
嫌な顔をされることもなくなります。

まとめ

上記のことから、禁煙というのは大脳生理学的にも非常に深い意味があり、
また健康面以外でも、はかり知れないメリットがたくさん有りますので、
禁煙を考えている愛煙家の方や禁煙中の方は、禁煙に成功した後に得られる
数々のメリットを時々思い出してぜひとも頑張ってもらいたいものです。
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posted by ミニ助 at 01:18 | 健康系 病気と治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする