暴露本|一気にブームを起こして儲ける暴露本商法とは?

タレント、俳優、女優など、いわゆる芸能人の私生活を暴露した暴露本が、
たまにベストセラーになり、世間を騒がすことがあります。


そんな暴露本の走りとなったのは、長門裕之の「洋子へ」ですが、
この本の場合、なんと1日あたり10万冊の注文が殺到し、
発売1ヶ月では40万部を売るベストセラーに。

他にも、郷ひろみが離婚や自分のプライベートについて綴った 「ダディ」
一躍大きな注目を集めたのをご存知の方もいるでしょう。

さて、このような暴露本ができると、出版社側はすかさずスポーツ新聞社とTV局に送るのです。
そしてその内容があまりにも凄ければ、

「○○の暴露本が発売される!!」

と翌日の紙面でニュース扱いとして記事にもなります。

スポーツ新聞社にとってニュース扱いにすれば、
たとえ暴露本の内容が間違っていても、責任を問われることはありません。

これがいわゆる客観報道の抜け道になっていて、自分で取材もせず、
リスクも背負わずに、えげつない話を紙面化することができるのです。

暴露本のニュースを記載するスポーツ新聞側は、
「話はすごいが本当かどうかは分からないよ」という時、よくこの手を使います。


しかも内容がえげつないほど、暴露されたタレントや執筆者のコメントもつけて、
記事を大きく扱うことになります。

暴露本の出版社にとっては、これこそが狙いであって、
一般の新聞では暴露本の広告や記事を載せてくれなませんから、
記事扱いで、スポーツ新聞に載れば万々歳となるのです。

というのも、その新聞記事を見て、今度はテレビのワイドショーや
週刊誌がいっせいに動き出すからなのです。
関係者のインタビュー付きで、本の紹介宣伝が、結果的に出来るからです。

とりわけテレビ局で取り上げられれば、効果が高い。
テレビは影響力が大きいですから、放送後、全国から何万冊という注文が殺到し、
一気に暴露本の売上部数が増加するのです。

その代り、暴露本の場合は、書かれた方が反論して泥試合にでもならない限り、
1〜2週間もすれば、次第に視聴者の興味関心も薄れて来て、売れなくなります。

それでもそのわずかな期間でも良いので、新聞やテレビで紹介されれば、
それは広告費にして約1億円分の効果に相当しますから、
わずか20冊くらいの本をスポーツ新聞社やテレビ局に送って
取り上げてもらえるだけで、暴露本の出版社は広告費をほとんどかけずに、
1億円近い広告効果を出せるのです。
そして、これだから暴露本商売はやめられない、となるのです。


ちなみに本人以外が書いた暴露本の多くは、個人的な恨みや
怒りが動機になって書かれた原稿が、出版社に持ち込まれたものだそうです。
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posted by ミニ助 at 02:07 | エンタメ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする