国会議員の国会答弁はこの法則で作られる!

大臣の国会答弁をよく聞いていると、質問によって、声のトーンが変わる人がいます。
野党議員の鋭い質問に、「やばい!」と思う心の動きが、
そのまま声のトーンに表れてしまうのでしょう。

国会答弁に際して、日本の大臣は2つのタイプに分ける事ができます。

  1. 一つは、肝がすわっていて、どんな質問にも動じないタイプ。
  2. もう一つは、官僚が作成した答弁内容をただ読んで、
    その通りに答えていれば大丈夫と、安心している大臣である。

昔の政治家は前者の1番目のタイプが多くいましたが、
最近の政治家は2番目のタイプが圧倒的に多くなりました。

実際、国会論戦とは言っても、

国会議員の質問は事前に各省庁に知らされていて、
エリート官僚たちがその質問に対し、徹夜で想定問答を考え、
あらかじめ答弁を用意しているのです。


そのとき、官僚たちは次のことに注意して答弁を考えています。

  1. 決して言質を取られず、責任の所在を明らかにしないようにする。
  2. できるだけ現状維持の状態を保てるような内容にする。
  3. 聞いている誰もが不満を感じないような文章にする。
  4. 突っ込んでくるような質問に対しては、はぐらかしていないように、
    実際には上手にはぐらかすような文章にする。

このように、ほとんどの大臣は、エリート官僚たちによって練られた
答弁書を、ただ淡々と読み上げるだけです。そしてそれが出来れば、
「立派な大臣だ!」と官僚からの評判も良くなるのです。

もっとも、質問する野党議員の中にも、官僚に質問を考えてもらう人がいます。

これは学校の先生が、テスト問答を生徒に考えさせるようなものですが、
現実として、官僚が考えた質問に、官僚が書いた答弁で答える、という
バカバカしい事が行われている場所が、日本の国会なのです。

イギリスの国会を真似て、総理大臣に野党の党首が直接質問する
「クエスチョンタイム」なる制度も取り入れられましたが、
さすがに日本ではイギリスの国会のように、丁々発止という具合にはいかないようです。
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posted by ミニ助 at 17:14 | 政治経済系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする