満員電車だと損をする鉄道会社の謎

満員の通勤電車を見て、

「さぞ鉄道会社は儲かっているのだろう」

と考えるのは、素人の浅はかな発想です。

実は、満員電車だと、鉄道会社は逆に損をしてしまうのです。

乗客が増えれば、安全面から様々な改善が必要になってきます。
複々線化や列車の増発、駅の拡張、駅員の尻押し隊の増員など、
より多くの人を選ぶための投資が必要になるからです。


しかも、多くの投資をしても、電車が満員になるのは、朝夕の短い間だけ。
ある鉄道会社の調査によると、1日の利用客約31万人のうち、
朝7時台が6万人強、8時台が7万人強も占めていた。

つまり、全体の4割が朝の2時間に集中しているのです。

混雑対策の投資は、結局、この2時間の為であり、
あとの時間は、立派な駅に人がまばらということになります。

鉄道会社によって、この設備投資に、運賃収入の半分以上をかけてきた所もありました。
しかし経営面から見れば、はなはだ投資回収効率が悪いのです。

乗客が増えれば、運賃収入にはなりますが、
一定時間だけに集中されると、実は、儲かりそうで儲からない。
なので混雑緩和作戦は、鉄道会社の為とも言えるのです。
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posted by ミニ助 at 04:38 | ビジネス系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする