国会議事堂にある石材の産地から分かる事とは?

修学旅行や社会科見学の定番スポットの一つである国会議事堂は、
1936年(昭和11年)に建てられました。

国会議事堂の中にいる議員達の疑惑が発覚する度に、
議員と言えども、玉石混淆(ぎょくせきこんこう)だな、と思われる方も多いでしょう。
しかし、皮肉な事に、建物に使われている石材だけは本物ぞろいなのです

例えば、国会議事堂には白亜(はくあ)の建物という雰囲気を醸し出す、
外回りの一階部分には「黒髪石」が使われています。

この石材は、白っぽい斑(まだら)上の黒雲母(くろうんも)花こう岩で、
山口県徳山市の南、黒髪島がその産地です。

初代内閣総理大臣の伊藤博文をはじめ、佐藤栄作首相など、
数多くの首相を出している長州から運ばれた名石なのだ。

また、外回りの2階以上や、衆参両院の玄関の柱には「尾立石」が使用されています。
離れて見ると岩石全体が桜色に見える為、「桜みかげ」とも呼ばれ、
その産地は、宮沢喜一首相を産んだ広島県の倉橋島です。

中庭の通路に使用されている薄い桃色をした石材は、
「草水(くそうず)みかげ」と言われる石で、これは田中角栄首相の出身地である、
新潟県の安田町から運ばれた物です。

また、建物内部にも大理石がたくさん使用されています。
国会見学を申し込むと、廊下から見学できるのが天皇陛下の休息用部屋の暖炉。
ここには「紅葉石」と呼ばれる石が使われ、赤色から赤褐色で陶器のようにも見えます。
これは静岡県島田市の北にある千葉山が、その産地である。


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posted by ミニ助 at 01:42 | 政治経済系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする